2008年8月4日月曜日

お酒をのむと


貧乏性というのか
ここぞとばかりにたくさん呑む良くない癖がありまして
もったいないことに翌日1日がつぶれてしまうことになります。
わかっちゃいるんですがとても残念な気持ちになります。

ですが昨日はかわいい後輩が
英国に旅立つという送別会でしたので
老体にむち打って朝まで騒ぎました。
ひさしぶりにカラオケまでしました。
帰宅した頃にはのどがかすれハスキーボイスになったくらいです。

朝方玄関で顔を合わせた妻をみて旦那さんはちくりと言うわけです。
そりゃ当然です。

でも、いいのです。
だって向こう4年間は会うことがなくなる人を
送り出すわけですから
大いに行ってらっしゃいをするわけです。
翌日つぶれることにも目をつむります。
寝なけりゃいいだけですから(。。結局眠って半日以上つぶれましたが)
お小言などももちろん気にしてはいられません。
「ごめんね」と言うものの「仕方なし。ゆるせ」と腹で思うわけです。

もともと人との繋がりに淡々としているところがあると
自分で知っているものの、それでも
朝方一緒になった電車では見送る側の切ない気持ちになりました。
でも出来るだけそんなことは言わずに
笑って明るい言葉をかけるようにつとめるのでした。

大人になってくると「切ない」とか「寂しい」っていう気持ちは
こういう時に強く湧いてくる感情であり、
ひどく伝染しやすい感情だとわかってくるから
「切ない」と伝えることは足をひっぱることと同じような気がしてしまう。
せっかくの門出をほろ苦くさせてしまう。
意味が無い。でもどうしても感じてしまうもの。

旅人に余計な心配はさせないというのも大人のマナーかなと思う
今日この頃です。

願わくば彼がまた日本に帰ってきた時に
自分もきちんとした環境を整えて、自信をもって
おかえり!ができるようになっていたいものです。
(そもそも
帰ってきたらちゃんと連絡してくれんのかしら
(笑)
まあいいや)



簡単に言えば
“ぼくらの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる”
ってことだし、だからこそ
“遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ”
ということなんですよ。

こんなふうにして人はオザケンの歌を口ずさむんだね。

とにもかくにも、田中はしまちゃんの幸せを祈ってるし、
Goooooood luck for you !
と声を大にして言ってやるよ、ということです。